どうも、太陽です。(No7)
賃貸か持ち家か、という論争は究極の2択であり、非常に悩ましいです。
しかし、この論争に決着をつけたのが以下の本です。
本の情報を元に、賃貸VS持ち家論争に決着をつけますので、興味がある人は続きをお読みください。
1 賃貸VS持ち家論争。
・ | 家を買ったら、リスクがある。 例えば、転勤ができない、物件価格が下がる、地震がある、売りたいときに売れない、貸そうにも貸せないし、お金が出ていくだけで、資産どころか負債である。 |
・ | 仮に売れたとしても住宅ローンが残っていたり、最悪の場合は住宅ローンが支払えなくなって安い価格で任意売却されてしまう可能性がある。 |
・ | 購入した物件が悪いから負債になるわけであり、いい物件なら資産になる。 |
・ | いい物件は値上がりすることもあり、貸せば利益になる |
・ | 高齢になったら、部屋を借りることができないので、持ち家にすべき。 |
僕は将来、生活保護になり、苦しくなりそうな高齢世代に対して、「政府が用意する集合住宅に集まって住めばいい」と提案したのですが、そもそも空き家が多い点を見過ごしていました。
著者の案だと、いい物件なら資産になるのですが、全ての人がいい物件を手に入れることができないとなると、賃貸派にも分があるかもしれません。
著者の本ではあくまで個人、読者に対して、いい物件を手に入れる前提のもとに、持ち家を勧めているわけであり、全ての人がこの情報を知ったら、いい物件が消滅する恐れがあります。
・ | よい立地。(他の誰かに貸したときに、それなりの値段で貸せるかどうか) |
・ | 物件価格。(毎月の賃貸料の200倍を目安) |
・ | 住宅ローンの支払い額を、手取り収入の25%以内に抑えるべき。 |
詳しくは、著者の本をお読みください。
さらに、著者は物件の購入時期にも触れています。
著者曰く、独身の若いときに家を買って、早めに資産を作るべきだと言います。
家賃の支払いはただの支出であり、資産にならないからです。
具体的には、首都圏でいえば中古で1500万円くらいのマンションを買うことを勧めています。
他人に10万円程度で貸せる立地を選ぶべきであり、さらに中古の2DKのマンションであれば友人を連れてきてルームシェアも可能でしょう。
結婚したり、子どもができたら状況が変わり、もう少し広いマンションを探して、もう一度住宅ローンを組みます。
(前のマンションは人に貸します)
詳しくは本をお読みください。
さらに、住宅ローンを組むためには銀行から好かれなければなりませんが、銀行がお金を「どうしても貸したい人」になる11か条が、本には載っているので参考にしてみてください。
僕の意見としては、著者の主張も一理あると思っており、それは自分だけがいい物件を手に入れられたら、という前提です。
それを満たせないのであれば賃貸も仕方ないと思います。
日本には空き家が余っており、将来、高齢者になって家を借りられなくなったら、安い空き家などを買うか、譲ってもらえばいいと思うのです。
もしくはそんな酷い住環境に住みたくないのであれば、若いうちから、猛烈に働き、資産を築いて、老後に近づいてから、家を買えばいいと思います。
もちろん、若いうちから、もしくは家族や子どもいるうちから、持ち家を持てたら、最高な住環境だと思いますが、住宅ローンの重みや地震リスクなどを考えると、最適解なのか不明です。
違う本もいろいろと読みましたが、僕が読んだ本では、賃貸派に分がありました。
持ち家派を主張している著者は珍しかったのです。
ともかく、賃貸VS持ち家論争は究極の2択であり、究極の論争だと思いますので、皆さんもいろいろと調べて、後悔のないような選択・決断をしてもらえたら、と思います。
最後に、本の短文書評を載せて終わりとします。
「「一生お金に困らない!新お金が貯まるのは、どっち!?」
3.5点。
お金に関する情報・雑学を「どっち?」形式で答えていく本。
質問は27個ある。
この本を読んだことで、お金に関するリテラシーがかなり上がったと感じた。
住宅ローンがこんなに有利なローンだとは知らなかった。
対して、銀行カードローンが危険だとは初耳。
フリーランスなどは信用金庫を利用すべき。
他にも貴重情報が満載。お勧め!
著者の本もぜひ読んでください。
ではこの辺で。(1960文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。
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