どうも、太陽です。(No20)
突然ですが、以下の記事で書いたように僕は、iPhoneから中華スマホ、ドコモのプランから格安SIM(MVNO)、NordVPN(プライバシー対策)とコスパのよい製品やサービスにどんどん乗り換え、よい生活を実現できました。
しかし、今回のAmazonで買った3万3000円の中華ノートパソコン「GemiBookXpro」に関しては正直に言いますが、失敗しました。
結論から言うと、届いた初日で「買って失敗した!」と気づいたのですが、Amazonはなんと返金を認めてくれたのです。
(ありがたい)
さて、ブログを読むのが面倒くさいという人にはYouTube動画を用意しましたので、見てみてください。
この内容に興味がある人は続きをお読みください。
1 GemiBookXproの使い勝手やスペック
3万3000円の中華ノートパソコンであるGemiBookXproの使い勝手に関しては以下の記事に詳しいです。
記事から、メリット・良かった点、デメリット・注意点を抜粋します。
(僕の感想も加えます)
・ | 約3.3万円で買えちゃう価格の安さ。 | これには大いに同感。 |
・ | 以前の廉価CPUより明らかにサクサク。 | これは比較したことがないので不明。 |
・ | ディスプレイが綺麗。 | これにも同感。 |
・ | ディスプレイめっちゃ開く。 | 同意。 |
・ | インカメラを物理的に塞げる。 | これはすべてのノートパソコンに付けてほしい。 |
・ | 長文も打ちやすいフルサイズキーボード。 | 同意かな。 |
・ | タッチパッドの精度が良い。 | 同意かな。 |
・ | 安心の技適付き。 | 初めて知ったキーワード。 |
・ | イメージ写真と随分異なる分厚い筐体。 | これは知らなかったが、僕は大して気にならなかった。 |
・ | 所詮廉価CPU。出来ることは限られる。 | これについて、要注意だった。 買ってから、この記事にたどり着いたので遅かった。 |
・ | キーボードがUS配列。 | これも欠点。 キーボードがバグったとき、直し方が再起動以外、分からなかった。 切り替えがAltキー+~なのはやりにくい。 |
・ | バッテリー持ちが悪い。 | これは検証しておらず、不明だが、そうなのだろう。 |
スペックは以下です。
OS | Windows11home |
CPU | intel N100 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB(SSD) |
ディスプレイ | 14.1型 |
キーボード | フルサイズ(US配列) |
通信 | Wi-Fi6(Bluetooth5.2) |
バッテリー | 5000mAh |
ちなみに以下の記事のCPUの表には、intel N100は載っていませんでした。
(CPUの性能を比較したい方にとっては良い記事ですよ)
ここからは僕がGemiBookXproを使用して、「衝撃的だった、驚いたこと」を書いていきます。
(格安ノートパソコン初心者の素人視点からのレビューです)
2 3万円台の格安中華ノートパソコン「GemiBookXpro」の感想・レビュー・体験記
まず、驚いたのが、有線LANがないことでした。
LANケーブルで接続しようとしたら、入れるところがない!
で、Wi-Fi接続しかないと初めて気づき、接続しました。
次に、いつも買っているDellのノートパソコンには僕はOSのリカバリーメモリを有償でつけています。
ですが、これにはついていなかったので、自分でリカバリーディスクを作らないといけませんでした。
以下の記事を参考にして、作りました。
パソコンを初期化できるリカバリーディスクや回復ドライブとは?作成方法や初期化の手順を解説!
しかし、WindowsUpdateを怠ってしまい、後でトラブることになりました。
また、リカバリーディスクを作る際に、USBメモリーを新たに接続しようとしたら、USBの差込口がないのです。
マウスで差込口が1つかないUSBを1つ占拠しており、仕方なくマウスを外して、USBメモリーを入れ、タッチパッドで操作しました。
この際、タッチパッドを普段から使わない僕は悪戦苦闘しました。
マウスにおける左クリックと右クリックが、タッチパッドではどこなのか感覚的に分からなかったのです。
で、左下と右下を押したら、反応したので、気づきました。
無事に、リカバリーディスクが完成しました。
リカバリーディスク作成の別の記事は以下です。
GemiBookXproを買って失敗しましたが、Amazonが返品を認めてくれたので、実行しました。
その際に困ったことが以下です。
MicrosoftアカウントもDellのノートパソコンのように最初からログイン必須の設定になっていませんでした。
で、後から任意でログインする仕組みでした。
そして、ログアウトする方法が最後まで分かりませんでした。
(サインアウトはわかりますが)
返金してもらい、返却するわけなので、Microsoftアカウントからログアウトしたかったのです。
ですが、サインアウトしかできず、返却しました。
また、使用したブラウザのFirefoxの履歴を消去し、アカウントからもログアウトしました。
本当は初期化してパソコンを返却したかったのです。
ですが、リカバリーディスクを使ったことがなく、「OSが消えたら!」と不安だったので、そのまま返しました。
最悪、使ったパスワードは変更すれば問題ないでしょうかね。
(Wi-Fiのパスワードの消し方も分からなかったです。これだけ心配)
以下の記事によれば、Wi-Fiに勝手に接続されても、ほとんどの人は容量制限がない通信プランに入っているので、問題ないといいます。
ですが、例えば以下のことがあり得るといいます。
「ノートパソコンを自宅付近に持ち込まれて、大量にダウンロードされた場合、プロバイダ側がなんかしらの反応をする可能性がある」と。
また、MicrosoftStoreからFirefoxをダウンロードしてしまったことも悔やまれます。
その場合、ショートカットがデスクトップに表示されず、しかもアンインストールしようとしましたが見つかりませんでした。
(Firefox自体は使えたので、どこに消えたのでしょうか)
加えて、やはりUS配列のキーボードは使いづらかったです。
半角/全角キーがなく、Altキー+~キーを押さないと切り替えできないのは面倒くさすぎです。
さらに、キーボードはたまにバグることがあります。
で、それの直し方がUS配列キーボードでは再起動以外、分かりませんでした。
以下の記事に、キー入力が狂ったときの直し方が書いてあります。
記事に載っていたWindowsキー+Lキーは思いつかず、試していません。
また、過去のパソコン(DELLにせよ、Linuxパソコンにせよ)で、キー入力が狂ったときに再起動までして直したことがなく、とまどいました。
加えて、SnippingToolでスクリーンショットを撮った際に、起きたことが以下です。
DELLのノートパソコンみたいに勝手に保存されるわけではなく、保存ボタンを押して、さらに保存先のフォルダを指定しないといけない点で面倒くさかったです。
ともかく、使えば使うほど、途中途中で操作につまずきました。
まぁこれらの点は「3万3000円の値段なら仕方ないか」と許容できるかもしれません。
しかし、以下、致命的な性能、つまりCPUの低さに遭遇し、「これはダメだ!」と返金してもらうことにしました。
まず、NordVPNというプライバシー・セキュリティ対策のVPNをインストールしたら、次のことが起きました。
起動していたら、以下のようにCPU使用率が100%になったのです。
CPU使用率61%を占めているThreat Protection Serviceが悪いのだと思い、色々と調べて、スイッチをオフにしました。
(Threat Protection ServiceはNordVPNの一部の機能です)
しかし、改善せず、NordVPNをアンインストールしても直らなかったので、どうしたものかと思いました。
で、調べたところ、WindowsUpdateをしていないことも原因らしかったので、更新しました。
その結果、以下のように、WindowsUpdate時もCPU使用率が100%を超えていました。
(CPU使用率49.6%を占めるWindowsModulesInstallerが起動してますね)
さて、WindowsUpdate後の結果が以下です。
(NordVPNも入れました。メモリが86.7MBになっていますね)
Threat Protection Serviceは起動しているものの、CPU使用率は0.5%ですし、まったく関係ないにもかかわらず、パソコン全体のCPU使用率が100%を超えていて、頭を抱えました。
NordVPNを再度、アンインストールしたら、若干、CPU使用率は下がりました。
つまり、何が言いたいのか?というと、NordVPNを使用できないノートパソコンが「GemiBookXpro」だとわかりました。
Core i3以上Core i5未満という立ち位置のCPUだったはずなので、「Core i3のパソコンは僕にとっては使い物にならない」と体験しました。
NordVPNを使うには最低でもCore i5は必要みたいです。
これはさすがに想定外でして、返金・返却対応をしてくれたAmazonに感謝です。
送料として1280円かかりましたが、勉強料としては安く、ダメージは最小限で済みました。
また、以下の記事のように、Chromebookも壊れやすいみたいで「格安ノートPCはイマイチなのかな?」と感じました。
最後に、格安中華ノートPCを買い、気づいたことがあります。
USBハブという商品があることです。
以下の商品を購入し、DELLのノートパソコンで使っています。
USB差込口が足りない場合、これで補えます。
バッファロー USB ハブ USB3.0 スリム設計 4ポート バスパワー 軽量 Windows Mac PS4 PS5 Chromebook 対応 テレワーク 在宅勤務 BSH4U125U3BK
Windows派の人はWindows用のUSBハブを買ってくださいね。
それにしても、格安中華ノートPCの購入に成功したら、次のことを実行したかったのですが、実現しませんでした。
「ブロガー、ライターに最適な格安中華ノートパソコン!」というタイトルで、記事を売りだすことです。
まぁNordVPNを使わないのであれば、GemiBookXproでも事足りるのかもしれません。
格安中華ノートパソコンの購入に迷っている人の何かしらの参考になったなら、幸いです。
最後に、以下の記事では、中国が新たな国産次世代CPUを開発し、それがintelのCore i5‐14600Kに匹敵する性能を叩き出したと書かれています。
将来、安価な中華パソコンが市場を席巻している可能性があり、侮れません。
ではこの辺で。(4650文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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