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うつ病の治療について「うつ病治療大全」という本を読んでまとめました!

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どうも、太陽です。(No14)

 

突然ですが、「うつ病の治療の決定版の本」を見つけました!

以下の本です。

「名医が答える!うつ病 治療大全」

この本を読んで、うつ病の治療についてざっとまとめましたので、興味がある人は続きをお読みください。

目次

1 うつ病のざっとした説明。

うつ病についてざっとした説明をします。

うつ病は相当に厄介な病気で、紛らわしいです。

「誤診も多い」と思われます。

なぜなら、うつ病と間違えやすい病気の例があまりにも多いからです。

 

一例として、「うつとうつ病は違う」ということを僕は初めて知りました。

(以下に、図として本から抜粋しましたので読んでみてください)

P19のうつ病やうつ(状態)の見分け方の図を本から抜粋します。
うつ病うつ(状態)
強い(しばしば妄想的)程度。弱い(現実からずれない)
大きく阻害される。日常生活。それほど阻害されない。
よいことがあってもよくならない。状況変化の影響。よいことがあると少しよくなる。
人と接するのをいやがる。対人接触。人に頼りたがる。
まったくやりたがらない。仕事、趣味。やっていたほうが気が紛れる。
はっきりしていない。きっかけ。はっきりしている。
理解できないことが多い。周囲の了解。十分理解できる。
長く続く(2週間以上) 持続。時間経過とともに薄れる。
よく効く。抗うつ薬。効かない。
しばしば自殺に至る。自殺。比較的まれ。

いかがだったでしょうか?

うつ病はだれでもかかる可能性があり、「心の風邪」です。

生涯で、10人に1人以上の割合でかかると言われています。

 

また、僕は以前は「死にたい」と言っている人のほとんどは実際には死なない「死ぬ死ぬ詐欺」だと思っていました。

ですが、この本によると、うつ病による自殺は約2割以上とのことで「けっこう多いなぁ」と感じます。

 

うつ病に影響を与えるのは精神的なストレスがあり、以下があります。

うつ病に影響を与える精神的なストレスについて
ライフイベント(結婚、離婚、転職、転居、家族との死別、昇進、異動、リストラなど)
慢性的なストレス(家庭内不和、職場での人間関係のトラブル、経済的困窮、慢性疾患の持病など)
日常的なストレス(通勤、家事・育児、家計のやりくり、近所づきあい、職場でのつきあいなど)

ストレスは物事の捉え方を変えることでいくらか緩和でき、認知行動療法があります。

 

うつ状態は時間が経てば自然に治る場合が多いです。

しかし、うつ病は一度はよくなっても何度も繰り返す特徴があります。

 

主な身体症状として以下があります。

主な身体症状

・眠れない、食欲不振、手足のしびれ、のどの渇き、のどのつまり感、性欲低下、痛み、息苦しさ、発汗、便秘、月経不調、のぼせ、ほてり。

 

身体の病気からうつやうつ病になることがあり、以下があります。

身体の病気からうつやうつ病になるもの
甲状腺機能低下症。
パーキンソン病。
膠原病。
膵炎・肝炎。
糖尿病。

 

うつ病になりやすい性格として以下があります。

うつ病になりやすい性格
メランコリー親和型性格。
こだわりの強さ。

冬に発症する季節性うつ病もあります。

 

うつ病の原因として、以下があります。(脳の病気?)

うつ病の原因。(脳の病気?)
モノアミン仮説。
受容体仮説。
神経細胞仮説。

 

うつ病は抑うつ障害の一つです。

抑うつ障害は以下のように分類されています。

抑うつ障害の分類
うつ病。
持続性抑うつ障害。
非定型うつ病。
微笑みうつ病。
仮面うつ病。
難治性うつ病。

P59にはうつ病かどうかの自己診断チェックテストが載っています。

 

うつ病は紛らわしい病気で、誤診も多そうだと上記で述べましたが、以下、うつ病と間違えられやすい病気を挙げていきます。

うつ病と間違えられやすい病気例。
双極性障害のうつ状態
適応障害。
統合失調症。
境界性パーソナリティ障害。
不安障害。
摂食障害。
解離性障害。
認知症。
発達障害。

うつ病と診断されたら、休養を取ることと、薬を飲むことをしてください。(精神科などに通ってください)

 

うつ病の治療法として以下があります。

うつ病の治療法
薬物療法。
精神療法。
通電療法。

 

通電療法は頭部に少量の電流を流したり、磁気をあてたりすることで、脳細胞に強い刺激を与え、精神状態を改善する治療方法です。

電気けいれん療法(ECT)とも言われてましたが、今は、けいれん発作が起きないように改良された方法(mECT)が開発されています。

mECTの効果は高く、重症者に対しての有効率は60%以上です。

僕の知っている人がこのmECTを受けており、大幅に改善しました。

 

ところで、うつ病の人はアルコールを飲んではいけません。

アルコール依存症になってしまうことがあります。

 

以上、相当にざっくり概要だけを説明してきました。

 

もっと詳しい細部の情報は以下の本を読んでください。

「名医が答える!うつ病 治療大全」 

 

また、以下の記事では、うつ病の治療に「人に親切にすることが効果があった」という研究が紹介されています。

ナゾロジー
ひとに「親切にすること」はうつ病の治療に大きな効果がある! - ナゾロジー 日本では実に30人に1人が何らかの精神疾患を抱えており、特にうつ病は年々増加の一途を辿っています。 昨今はコロナ禍のストレスがこれに拍車をかけ、国内のうつ患者の割合...

 

1週間のうち2日間、1日に3回の親切な行為をする実験です。

親切な行為とは「他者を喜ばせたり、他者の利益になる大小の行動を指し、自らの時間や資源の面で何らかの犠牲を払って行うもの」だそうです。

具体的には、友人のためにクッキーを焼いたり、知人を車で送り迎えしたり、ルームメイトに励ましの言葉を書いた付箋を残すなどでした。

実験結果については詳しくは記事をお読みください。

 

僕の事例としては、音声通話アプリGravityで「人の悩み相談などに乗る」でも代替できる気がします。

自分の知識と時間を使って、他人を助けているからです。(金がかからないのが利点です)

さらに、以下の記事にあるように、僕も週に4回行っていることですが、筋トレこそがうつ病にかなり効果があるといっています。

 

運動は既存の治療法の1.5倍も効果があるそうです。

特に、筋トレはうつ病に効果的だったとのこと。

以下の僕の記事を参考に筋トレをしてみてはいかがでしょう?

 

自分や身内がうつ病の疑いがあるとわかったら、まずはこの本を読むことをお勧めします。

もしくは真っ先に精神科に通うのも選択肢としてありです。

加えて、うつ病は「心の風邪」と言われるほどなので、自分もなる可能性があると見込み、事前に読んでおくのも大事かもしれません。

 

うつ病は誤診が多いので、精神科で診断されたからといって油断をしないほうがいいです。

他の病気の可能性も疑うために、この本を活用するといいでしょう。

 

また、新型うつ病というのも存在し、物議を醸しましたが、その考察本?があります。

「「新型うつ」とは何だったのか──新しい抑うつへの心理学アプローチ」

一応、紹介しておきます。

 

また、「プレイボーイを気取ると、メンタルを病む」という記事を紹介します。

 

うつ病まではいかないでしょうが、うつ状態に近くなるかもしれませんので要注意です。

 

さらに、うつ状態の人が、カフェインを飲んで何とか気分を盛り上げて、仕事を乗り切ろうとする場合もありますが、以下の記事によると逆効果のようです。

 

加えて、以下の記事を読めば、自分がうつ病なのか多少はわかるかもしれません。

 

そして、以下の記事によると、うつ病と腸内細菌が関係している証拠が見つかったと書かれていますが、まだうつ病を改善する腸内細菌系のサプリの開発の目処は立っていないとのことでした。

 

以下の記事のように発見するのが難しいうつ病に似た病気もあります。

 

顔写真から「うつ病」を75%の精度で判断できるAIアプリが開発されました。

5年以内に一般利用が可能となる精度90%のAIアプリを開発するとのこと。

 

画期的な発見(うつ病には6種のタイプがある)の記事があったので紹介します。

 

うつ病が2型糖尿病の直接的な原因になるとのことで、メンタルケアも重要です。

 

ではこの辺で。(2286文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

参考・引用文献。

「名医が答える!うつ病 治療大全」

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この記事を書いた人

大量の情報を咀嚼して、独自の視点からの考察・分析・エッセイ記事などを書いています。

質で勝負するブログのため、敢えて正体を明かしていません。

ブロガー歴10年以上。多数のブログ運営経験あり。

得意分野。経済、ビジネス、教育、心理学、執筆、アイデア発想など。

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