どうも、太陽です。(No20)
ブログ記事を読むのが面倒くさくて、YouTube動画をみたい方は以下から。
2023年4月14日の夜中に突然、左足の膝に激痛が走りました。
原因としては、4月14日に、1時間の散歩をしたあと、毎日の日課であるスクワットを30回くらいこなした後、変な姿勢で音声通話アプリで3時間以上話したことでしょう。
僕は15年以上、週に2~4回、1時間ぐらいインターバル速歩の散歩をしており、さらにスクワットも1ヶ月以上毎日続けたことで、膝が脆くなっている前提状況があります。
2023年4月19日に、つまり、痛みが生じてから、5日後に、整形外科に行き、レントゲンを撮り、診断はオーバーワークと言われました。
湿布と痛みを和らげる薬と胃腸を安定させる薬の3つをもらいました。
しかし、僕はあまりにも激痛で、足を曲げるのもきついし、歩くのもびっこをひきながらで、生活に支障を来していたので、もっと重症の病気を疑い、4月20日に、MRI検査を受けました。

結果は、4月27日に出ます。
ところで、足の痛みは、4月25日になってもひいていません。
しかし、あまりにも歩かなすぎるのも良くないと思い、4月23日に家の中を15分ゆっくり歩き、4月25日は20分ゆっくり歩きました。(ふくらはぎが筋肉痛になりました)
この話題に興味がある人は続きをお読みください。
1 膝の痛みの症状。
膝の痛みでの病気として以下の種類があります。
・ | 半月板損傷。 | スポーツ外傷である。 |
・ | 靭帯損傷および捻挫。 | スポーツ外傷である。 |
・ | ランナーズひざ(腸脛靭帯炎)やジャンパーひざ。 | スポーツ障害である。 |
・ | 大腿骨顆部骨壊死。 | |
・ | 変形性ひざ関節症。 | 股関節の軟骨がすり減る病気。 |
・ | 関節リマウチ。 | 自己免疫疾患の一つ。 |
・ | 通風。 | |
・ | 偽痛風や化膿性関節炎。 |
半月板損傷と靭帯損傷と大腿骨顆部骨壊死はMRI検査でわかります。
血液検査や尿検査は、関節リマウチや通風・偽痛風がわかります。
変形性ひざ関節症の診断には、単純X線検査(レントゲン)は欠かせません。
何らかの原因で関節軟骨や半月板がすり減ると、ひざのなめらかな動きやクッション性、安全性が損なわれ、痛みなどが生じるとのことで、これが変形性ひざ関節症です。
変形性ひざ関節症の治療は以下があります。
「よくわかる最新医学 変形性ひざ関節症」という本から、まとめました。
・ | 生活改善。 | ひざへの負担が少ない生活習慣に切り替える。 |
・ | 体重コントロール。 | 肥満の人は体重を減らし、ひざの負担を減らす。 |
・ | 運動療法。 | ひざのストレッチングと筋肉トレーニング、全身の有酸素運動。 |
・ | 物理療法。 | ひざを温めたり、冷やしたりして症状をやわらげる。急性の炎症のときは、ひざを冷やし、慢性や熱や腫れがひいたら、温熱療法に切り替える。 |
・ | 器具療法。 | 足底板やサポーターでひざの負担を減らす。 |
・ | 薬物療法。 | 薬で痛みをやわらげたり、炎症を抑えたりする。 非ステロイド性消炎鎮痛薬は長期間使用すると、胃もたれ、胃痛、食欲不振などの胃腸障害が起こるので、胃や腸の粘膜を守る薬も処方される。 鎮痛薬は痛みがあるときにだけ飲むもので、長くだらだらと飲むものじゃない。 |
・ | 関節内注射。 | ヒアルロン酸やステロイド薬を関節に直接注入し、症状を鎮める。 |
保存療法で改善しない場合、手術療法を検討します。
・ | 関節鏡下手術。 | 軟骨の傷ついた部分と変性した半月板を削るなどして、軟骨と半月板の形を整える。中期までの人が対象。 |
・ | 高位脛骨骨切り術。 | O脚を矯正する手術。中期までの人が対象。 |
・ | 人工ひざ関節置換術。 | 人工関節に置き換える。末期の人が対象。 |
初期や中期の人は、保存療法を最低3~6ヶ月行うことが基本。
それでも症状が改善しない場合に、手術療法が治療の選択肢に加えられます。
詳しくは本をお読みください。
また、腸脛靭帯炎については以下の記事がありました。
2 MRI検査の結果。
4月27日に医者に行き、MRI検査結果を教えてもらいました。
MRIの検査結果を貼ります。

以下の症状が見られるということです。
1 | 関節液貯留。 | 若干、膝に水が溜まっているけど、気にするほどじゃないと医者に言われました。 |
2 | 二分膝蓋骨/3型。 | これは生まれつき、骨が分裂しているようで、もろくなっているそう。これも気にすることじゃないと言われました。 |
3 | 内側半月板の後節後角や外側半月板の後節に変性や損傷合成は医者はないと言いました。 |
二分膝蓋骨/3型については検索したら、以下の記事がありました。
結局、重症ではなく、湿布と痛み止めの薬(アセトアミノフェン)と塗り薬をもらいました。
4月27日から5月3日まで、毎日、湿布と塗り薬と痛み止めの薬を飲み続けた結果、痛みが若干和らいだことを報告しておきます。
4月14から、痛みがある程度治まるまで、5月3日なので、20日かかりました。
しかし、家の中を30分ぐらいは歩くことはできますが、外を走ったりはまだできません。
仮に完治したとしても、テニスやランニングなどの激しい運動をするのが怖くなりました。
5月8日になっても、まだ軽い痛みがあります。(家の中を40分歩くことはできるようになりました)
また、半月板損傷・断裂していた場合は、以下のクリニックを受診しようかと考え、事前に電話していましたが杞憂に終わり安心しました。
このクリニックでは、注射1本で130万して、3本コースだともっと安くなるようです。
2500万培養したのを2本打つか、5000万培養したのを打つか、などいろいろと選択肢があるようです。
PRPという療法もあり、これは16万5000円です。
半月板損傷・断裂は相当に重いので、もしMRIで診断を受けた方がいたら、このクリニックも参考にしてみてはいかがでしょうか?
3 医者について。
さて、僕は今回の膝の痛みを味わい、さらに「ほんとうの医療現場の話をしよう」という本を読んで、医者という存在について見方が変わりました。
医者とは共感できない人にも最善を尽くす仕事だということです。(来る者拒まず)
健康に気を遣っていないからこそ、病気になる者もいるわけで、性格が悪かったり、貧困層や生活保護の人だったり、さらに高齢者も多いのです。(金持ちや恵まれた人は健康にかなり気を遣うのであまり病院に行きません)
しかし、医療とは国民の税金で成り立っていて(診療報酬や健康保険)、国から保険診療を行ってもいいという許可を医師免許証という形で渡されて、国民からの信任を得たわけで、患者を無下に扱えないのです。
それにしても、エリートである医者(難関試験を突破。医者になるための動機は不純が8割?)が、仕事で相手にする客(患者)がエリートとは程遠い人種というのはある意味、ブラックな職場という気もします。
さて、現代医療はEBM(エビデンス・ベースド・メディスン。確証に基づいた医療)であり、誰がやっても同じ結果になります。
EBMに基づいて行われる治療のことを標準療法といい、科学的に実証された最善の選択肢の治療なのです。
標準療法は論文等で科学的に効果が立証されたものであり、それ以外の治療法は邪道療法です。
それにしても外科医の場合、ある一定の割合で、どうしても手術の失敗が起きてしまうようです。(術後の縫合不全と創部感染です)
さて、医師の労働環境や年収について見ていきます。
勤務医の労働時間は朝8時から始まり、早くて夜の18時、遅くても20時で終わります。(しかし、臨床医はこれに加えて、当直業務という24時間勤務の日が月にだいたい4回、多いところで10回程あります))
さらに多くの病院では、土曜日も半日程度稼働しているので、実質週6日勤務で、激務です。
この勤務時間は標準的なもので、一般化はできない、つまり個人差はあることを付け加えておきます。
次に、収入ですが、初期研修医時代の2年間は300万~600万、後期研修医時代の5年間程度は600万~800万です。
その後、どこかの一般病院で正規職員として働くのなら、700万~1000万程度で始まり、都会だと1500万程度、地方なら2000万円程度まで緩やかに上っていきます。
大学病院の場合は、助教採用の場合は300万~600万、頂点である教授でも1000万をちょっと超えたぐらいになります。(大学病院の魅力は研究で論文を書く際に、有利となる点であり、安くてもやりがいがあります)
(開業医や美容系はもっと高額な年収になりえます)
しかし、医師の場合、本業をパートタイムで副業できるのです。
医師バイトは休日を1日潰して4~10万円程度の副収入も可能です。(おおよそ時給5000~1万円程度)
医師のアルバイトが成立する前提として、無医村があるように、人手不足で、様々な病院から引く手あまたであることがあります。(時給は1万程度)
アルバイトだけで暮せば1日9時~5時、8時間働いて1日8万円、月に20日働けば1ヶ月で160万円、年収2000万円も夢じゃなく、こういう働き方を選ぶことも可能です。
医学部に女性受験生が殺到しているのは、高待遇なパートタイム的な働き方ができることを知っているのかもしれません。
しかし、皆がこの働き方をしたら、医療制度が破綻しますし、問題が山積みであり、ある程度の規制が入ることはあり得ます。
また、医師1人を育成するのに6年間で1億円も必要なので、当時52歳の女性が合格点を上回っていたのに年齢を理由に不合格になり、裁判までもつれても、受験生の訴えは棄却されたのは当然の結果ということになるでしょう。
医師の恋愛や食事事情については本をお読みください。
医学生の話も見ていきます。
ほとんどの受験生は医学部を受けるのに崇高な動機は持っておらず、不純です。
しかし、医学部は入学するのも卒業するのも難しいので、鍛えられ、病院で働く頃には、まともな社会人に成長しています。
部活の話や学生生活や医学生はモテるのか?については本をお読みください。
以下の記事もあります。
共感力の弱い医者は怖いです。
また、著者が医師になって体験して感じた考察や、医師と社会についても書かれています。
これは、高須賀とき氏というWebマガジン「Books%Apps」などでライターもやっている医師の方の本です。
サブタイトルに「医学部を目指す君たちへ」とあるように、想定読者層は医学部受験性ですが、医者について知りたい人(将来、医者と結婚したいなども含む)は読むと、医者に対する見方が変わるかもしれません。
最後に、ひざを痛めたので、激しいスポーツをやるのが怖くなり、痩せることができなくなるかも?という恐怖心があったときに見かけた記事が以下です。
運動ではあまり痩せないので、食事療法が中心なのですね。とはいえ、僕は最近は毎日30分~40分家の中を歩いていて、痩せてきました。
以下の2冊の本をお勧めしておきます。
KindleUnlimited会員なら、無料で読めます。
高須賀とき氏は定評あるライターでもありますね。
ではこの辺で。(4912文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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