どうも、太陽です。(No33)
突然ですが、双極性障害2型を自力で治したという人と音節通話アプリで出会い、その秘訣を聞いたので、まとめます。
(彼を以後、師匠と呼びますね)
加えて、僕も社会不安障害(SAD)と心因性の重度の自律神経失調症を患っており、「師匠の考え方や治療法が参考になり、メンタル強化・改善につながる」と思い、考察したのでそれもまとめます。
このテーマに興味がある人は続きをお読みください。
1 双極性障害2型を自力で治す方法
いきなりですが、師匠が双極性障害2型を自力で治した方法は以下です。
・ | 防御機制(何らかの悩みや葛藤を予感したり、危機に直面したときに、自分の心を守ろうとする防衛本能のこと)を学ぶ。 |
防御機制はいろいろあり、例えば以下があります。
1 | 否認。 |
2 | 歪曲。 |
3 | 合理化。 |
4 | 知性化。 |
防御機制はたくさんあるので、省きますが、以下のサイトに詳しく載っています。
https://ameblo.jp/miho-i-hikari/entry-12076249372.html
本心に気づく「防衛機制」
知性化と合理化については以下のサイトに詳しいです。
投影という防衛機制もあります。
https://diamond.jp/articles/-/347449
あなたも絶対やってしまっている…聞いたことのある心理学用語「投影」って何?
双極性障害2型を患ったときに、防御機制として、それぞれ取る対応は以下です。
1 | 否認は病気だと認めません。 |
2、3 | 歪曲と合理化については、具体例が思い浮かびませんが、「自分は病気であり、仕方なく、自分は障害者だ」と、工夫もせずに受け入れ、納得することでしょうか。 |
4 | 知性化は双極性障害2型のことを詳しく調べ、どんな治療法があるか、もしくは「メンタルをどうやって保てば治るか?」、またはデータなどを駆使して、考え尽くし、対応し、攻略します。 |
a 人間の魂レベルの話。
防御機制を調べまくると、精神的に未熟な人と大人な人がいて、師匠が「人間の魂レベルには段階がある」と言っていたことを実感します。
師匠は未熟な人に対しては「この人はこの段階なんだなぁ」と考え、そこまで腹が立ちませんし、相手が自分を頼ってくるなら、とりあえず受け入れます。
しかし、関係を持つ以上、相手に魂レベルの成長を求めますし、未熟な点は指摘し、それでも直らない場合、関係を疎遠にするようです。
師匠は音声アプリで過去に10人ほど相手をしてきましたが、誰1人として性格や魂レベルが師匠の求める水準に達しなかったそうです。
また、師匠は双極性障害2型を患ったときは、まずストレスを減らすために仕事を辞めました。
さらに、薬を飲んでいましたが、眠気がひどかったので、「薬を飲まずに自力で治す方法を模索して、この方法にたどり着いた」というわけです。
僕も、2024年3月後半から、SNS断捨離をしており、変な相手や情報を視界に入れないようにしました。
ストレスが大幅に減り、これは「かなり効果がある」と実感しました。
また、以前はXで苦難があると、愚痴やお気持ち表明ツイートを連発していましたが、それも辞めることができました。
魂レベルが低かったり、ストレスに晒される環境下だと、このような行動を取ってしまうのでしょう。
とはいえ、今年に入ってから、ずっとハッキング対策に追われていて、2024年3月28になっても解決しておらず、さすがに挫けそうになっています。
3ヶ月間で、パソコンやスマホやタブレットの初期化は合計20回はしています。
加えて、パスワードを何十回も変えたり、初期化のたびにスマホにアプリを入れたりで、疲労困憊します。
攻撃側は僕の想像を超えることをやってきており(異変が起こります)、例えるなら、ゲームでゲームオーバーになると、最初からやり直しさせられるクソゲーみたいな状態に陥っています。
話を戻します。
人間の魂レベルは「厳しい現実をいかに乗り越えてきたか?で測れる」と思います。
アスリートは典型例です。
アスリートは運動スキルとメンタルと日々のトレーニングなど、すべてを組み合わせ、乗り越えてきたからこそ、成果が出せます。
為末大さんの以下のツイートを読めば、アスリートの境地がわかります。
スキル向上とメンタルは両輪であり、ある種、別物です。
スキルも魂レベル(メンタル含む)も、段階があります。
さて、師匠はADHDの傾向もあり、「過集中で12時間ぶっ通しで勉強したり、仕事ができる」といいます。
また、過集中とは体力・気力などの前借りであり、過集中をし終わったあとはぐったりと疲れて眠り込むそうです。
ともかく、知性化という防御機制によって、自力で双極性障害2型を治したのです。
また、ホルモンバランス(いろいろなホルモンがあります)を整える、例えば、セロトニンを増やすために日光を浴びたり、疲れたときは睡眠をしっかりとるなど、生活面もかなり整えているそうです。
加えて、双極性障害2型は、躁状態と鬱状態を繰り返しますが、躁状態のときはいわゆる自分を万能人や天才など「なんでもできる」と思い込んでおり、さらに金遣いが粗くなったり、手がつけられなくなります。
知性化によって、躁状態のときは師匠は自分自身に対して、「自分は大した人間ではない」というような自己暗示をしまくり、鼻血が出たといいます。
逆に、鬱状態のときは、日光や睡眠や自己批判・自己否定を辞めるなどします。
一般的に、真面目で勤勉で、責任感がある人ほど、自分を責めるので病みます。
対して、適当で怠け者で、無責任で他人のせいにしまくる人は病みません。
この状態の人はアリとキリギリスでいえば、キリギリスです。
防御機制でいえば、未熟な捉え方をする人間です。
反省もしませんから、欠点は治りませんし、性格も改善もしませんし、周りに迷惑をかけますが、知ったことじゃなく、病みません。
中には、ノブレスオブリージュで「自分は貴族だ!」と開き直り、合理化し、「できない人間を導く」ということで精神的余裕を維持するメンタル強者もいます。
音声アプリの哲学・思想界隈ルームでは、我が強く、自己主張する人だらけで、その話を許容力をもって聞いてくれる人は稀です。
哲学・思想界隈を相手にできる一般人はほとんどいなく、仮にできるとしたら、許容力が高いか、他人に無関心でだいたいのことをなぁなぁでOKで聞き流せるか、我が強くなくこだわりが少ない人になります。
ともかく、未熟な人ほど、意外と、病みません。
鬱状態になるということは、自分を責めるから、なります。
よって、自分を責めることをやめるように認知を変え、さらにストレス源となる人と関わるのを少なくするのが治療への道です。
そもそも、人生や自分に真剣に向き合い、一生懸命だからこそ、改善意識が湧きます。
適当で、怠け者で、無責任なら、真剣に向き合わず、努力もそこまでしませんし、改善もしませんから、病みません。
つまり、病む人は頑張っている証拠ですし、自分にOKを出し、自分をありのままに受け入れることが重要です。
また、以下のPuANDAさんのツイートにあるように、自分のありのままをすべて受け入れることから、全ては始まるでしょう。
感謝はスピリチュアルっぽく感じますが、プラスの要素増加なのでメンタルに効果があるのでしょう。
好きな音楽を聞くのも、プラスの要素増加で、気分が良くなります。
また、以下の記事にあるように、考えすぎない訓練も重要かもしれません。
https://gendai.media/articles/-/125533
「考えるのをやめた」カーズは、じつは「幸福だった」のかもしれないという「冗談のような大真面目な話」
かといって、ネガティブな感情(悲しみ、怒り、不安、退屈)は生きるために役立つことがあり、「悪いことばかりじゃない」と指摘する記事もあります。
https://gigazine.net/news/20240323-negative-emotions-bring-benefits/
悲しみや怒りなどのネガティブな感情は生きるために役立つこともあり悪いことばかりじゃないと研究者が主張
鬱状態の人は、抗うつ薬に一時的に頼るのも手かもしれません。
b ベンゾジアゼピン系(BZD)の抗不安薬の話。
ちなみに「誰でもわかる精神医学入門」という本によれば、ベンゾジアゼピン系(以後、BZDと呼びます)の抗不安薬は、不安は抑えるが不安性を治せないと揶揄されています。
抗不安薬は以下があります。
エチゾラム、ロラゼパム、アルプラゾラム、ジアゼパムなど。
(僕はロラゼパムを飲んでいます)
睡眠薬も紹介しておきます。
ブロチゾラム、ゾルピデム、ゾピクロン、フルニトラゼパム、トリアゾラムなど。
ちなみに、心因性疾患や神経症の治療は、ほぼ選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と認知行動療法に集約されるのですが、精神科では認知行動療法を積極的には推してくれず、薬を処方されて終わりです。
さて、BZDは、短期的には不安を抑えられますが、長期的には依存性によって、やめられなくなり、耐性によってだんだん効かなくなります。
そして、しまいには服用をやめると離脱症状が起きて不快感が生じるというヤバい薬です。
多くの国のガイドラインで、BZDは2週間以内、長くて5ヶ月以内に服用をやめるよう推奨されています。
この本を読んで、僕はロラゼパムの断薬を決意しました。
また、師匠が認知行動療法?で自力で病気を治したことから、僕も刺激を受け、挑戦することにします。
さて、BZDと似た困難(依存性、耐性、離脱症状)があるのがアルコールと、麻薬・覚醒剤です。
異なる点は、日本ではBZDとアルコールは合法で、麻薬・覚醒剤は違法という点です。
BZDの服用はアルコールを飲んでいるようなものであり、「少し軽めの酒」と捉えてもいいでしょう。
実は、アルコールは「やむを得ず合法化された精神作用物質、合法ドラッグだ!」というのが医学的には妥当なのです。
そして、アルコールよりまだマシなのがBZDです。
アルコールがこんなにヤバいものだとは知りませんでした。
2 最後に
最後に、一家に一冊保管といっても過言ではない、今回、参考にさせてもらった本を紹介して終わりとします。
精神疾患の分類の一例として、以下だと、本に書かれています。
図があるので、貼りますね。
外因性は「外傷や炎症など脳の気質的な変化による」疾患のことをいいます。
(原因がわかっているのも特徴です)
心因性は「心の病」であり、比較的、原因がわかっており、例えば、葛藤、不安、理不尽、不条理など、そういうストレスによって病みます。
(一部、原因がわからないものもあります)
また、心因性は、「了解可能」、つまり、「他人が見てもなんとなくわかる、その人の立場に立って想像すると、そのような心情や行動が理解できる」という意味があります。
内因性は、特定の原因がなく、人間の内側から自然に生じてくるように見える疾患のことをいいます。
「どういうこと?」と考えてもわからない病気のことであり、その代表が統合失調症であり、気分症です。
師匠は気分性(双極性障害)であり、それを自力で治したので、精神科医から「こんな人は初めてだ!」と言われたそうです。
もしかしたら、万人に当てはまる治療法じゃない可能性もありますので、今回の記事は自己責任で行ってください。
まぁ本を読むと、躁状態の治療は薬一択であり(鎮静)、鬱状態については認知行動療法(CBT)は海外では第一選択(日本だと薬処方ばかり)という情報から、「師匠の双極性障害は本当なのか?」という疑問もあります。
正確には、双極症の維持療法(いったん治まった症状が再発、再燃するのを防ぐ)のために、第一選択としてリチウムという薬を使います。
双極症は自然軽快しやすい疾患ですが、約90%は再発し、そして再発のたびに社会的な後遺症が大きくなるので薬が重要なのです。
「ストレスによってそうなった」とも思えず、ストレスが誘引やきっかけになることもあるでしょう。
「しかし、それだけでそんな状態にならないだろう」と他人からは思えてしまう、ので「了解不能」であり、心因性ではなく、内因性です。
また、パーソナリティ症についても述べます。
パーソナリティ症とは、変えようのない生まれつきの性質が文化的な期待と噛み合わずに困っている状態のことを指します。
Aグループは以下です。
(奇妙で風変わりに見える群)
・ | 猜疑性。 | 他人に悪意があると解釈し、不信と疑い深さを示す。 |
・ | シゾイド。 | 社会からの距離を取り、感情表出が少ない。 |
・ | 統合失調型。 | 認知が歪み、行動が風変わり。 |
警察や探偵や水商売や医者や接客業など、変な人と関わる職業は疑いから入る後天的になる職業病であり、パーソナリティ症とは違うでしょう。
Aグループは要は統合失調症と正常の間のことです。
統合失調症の診断まではいかないですが、一部その性質がある、という状態です。
猜疑性は軽い陽性症状の状態で、シゾイドは軽い陰性症状の状態で、統合失調症型は軽い思考症状の状態です。
ここで、僕の持論を書きます。
MBTIというユングのタイプ論をもとにした性格検査があり、「それぞれの二項対立の項目は参考になる」と思うのです。
例えば、ものの見方(感覚・直観)はそこそこ的を射ている気がします。
・ | 感覚的(S) | 事実や経験を重要視する。経験や感覚で判断する。 |
・ | 直観的(N) | 想像力に長けている。直感を信じる。 |
つまり、感覚的は「経験したことしか信じない、もしくは証拠を重要視する、さらに、見えている世界だけ主にを信じる」と僕は解釈します。
対して、直感的は「見えている世界だけがすべてじゃない」とわかっていて、仮説や理論を一応、信じられます。
ガチガチの証拠確保や経験をしていないと「他人の話をまったく信じない」という人ではありません。
感覚的な人はプログラマーのような現実世界と意外と相性が良いと思います。
プログラミングは目に見えている世界がほとんどを占めますから。
判断のしかた(思考・感情)も面白いです。
・ | 思考型(T) | 客観的な事実を重要視して合理的に考える。他人の意見に左右されにくい。 |
・ | 感情型(F) | 主観的な感情を重視して判断する。人の気持ちを大切にする。 |
ものの見方で、直観型(N)で、目に見えない世界を信じることができつつ(そこまで証拠、経験主義じゃない)、判断の仕方は思考型(T)で「客観的な事実・合理的に考える」という組み合わせは僕です。
合理主義者といえども、証拠・経験主義ばかりじゃありません。
外界への接し方(判断的態度・知覚的態度)は、以下です。
・ | 判断型(J) | 計画性や決断力に長けている。仕事をすばやく完璧にこなす。 |
・ | 知覚型(P) | はっきりとさせずに可能性の余地を残す。理解を深めたうえで判断する。 |
判断型(J)は、いわゆるサラリーマンや職人です。
知覚型(P)は、自由人だし、仮説思考でしょう。
ハッカーの人はおそらくISTJ(内向、感覚、思考、判断)です。
陰キャで、「証拠でしか判断しない」と言っていたのもそうですし、職人系はプログラミングと非常に相性がいいからです。
対して、僕はINTPかINFP(内向、直観、思考(か感情)、知覚)なので、企画・芸術と非常に相性がいいです。
今の僕は、企画・芸術から離れて、ICT系に行きたいので、ISTJ的な要素を欲しています。
僕のブログスタイルは「企画・芸術系だ」と自負しています。
INTPは論理学者だから、プログラミングやエンジニアが向いてそうですが、もっと向いているのはISTJでしょう。
「ISTJ(内向、感覚、思考、判断)はプログラマーに向いている」と思うのです。
INTPは、I(内向)とT(思考)はプログラミングに向いていますが、N(直観)とP(知覚)はそこまで向いていません。
何が言いたいか?というと、(感覚、判断タイプ)の人は、経験・証拠主義者で、余地を残さず決めつけたがるので、統合失調症の人の妄想をまったく信じず、「妄想だ!病気だ」と断定しがちな傾向にあると推測します。
さらに、いろいろなフィクションの登場人物を「こんな人がいるわけがない」と断定して決めつけます。
加えて、MBTIは科学的根拠がないので、余計にこんなものは占いだし、曖昧なものだと決めつけます。
遊びの要素や「何か役立つ要素があるのでは?」という視点も捨て去ります。
(僕は「何か役立つ部品やパズルのピースになるのでは?」という視点から今回の文章を書きました)
ちなみに、MBTIは科学的根拠はないと以下の記事にまとめられています。
https://nazology.net/archives/150828
人気の16タイプ性格診断「MBTI」が科学的根拠に乏しいと言われる4つの理由
話を戻します。
Bグループは以下です。
(演技的で、情緒的で、移り気に見える群)
・ | 反社会性。 | 他人の権利を無視する、侵害する。 |
・ | 境界性。 | 対人関係、自己像、感情が不安定で、著しい衝動性がある。 |
・ | 演技性。 | 過剰に人の注意を引こうとする。 |
・ | 自己愛性。 | 誇大性、称賛されたいという欲求があり、共感の欠如がある。 |
反社会性パーソナリティ症とサイコパスは若干違います。
サイコパスは共感性や罪悪感の乏しさを重視し、強調している一般用語として広まっています。
Cグループは以下です。
(不安、または恐怖を感じているように見える群)
・ | 回避性。 | 社会的抑制、不全感、否定的評価に対する過敏性がある。 |
・ | 依存性。 | 世話をされたいという過剰な欲求がある。 |
・ | 強迫性。 | 秩序、完璧主義、統制にとらわれている。 |
パーソナリティを変えることはできない上に、「環境=文化的な期待」を変えるのもほぼ不可能なので、できることは精神療法によって対処法の助言をするぐらいです。
薬剤は使うこともありますが、補助的な役割のみです。
パーソナリティ症は10種類ありますが、複数の種類を併発することも多いです。
全体の有病率は9.1%で、それだけ多ければ「もはや普通の人で、正常範囲では?」と思われます。
精神疾患を有する総患者数は日本で400万人程度で、大半は統合失調症、気分症で、有病率9.1%のパーソナリティ症の人の大半は受診していません。
つまり、自分ではあまり困っておらず、むしろ困っているのは周囲の他人です。
周囲が勝手に疾患と呼んでいる状態です。
また、それまで問題視されていなかった領域を、病気とみなして治療の対象としていくことを社会学で「医療化」と呼びます。
臨床上では、パーソナリティ症といえば、ほとんどは「ボーダーラインパーソナリティ症(境界性パーソナリティ障害)」(以下、BPDと呼びます)のことを指します。
理由は、患者数が多く、症状が目立つことと、他の疾患や概念とも関連が深いからです。
境界性は、神経症と統合失調症の両方の性質があり、その境界である、という発想から名付けられました。
例えば「強いイライラ感」は神経症的な症状、「現実が冷静に認識できない」という症状は統合失調症です。
一言でまとめづらい疾患ですが、診断基準が本に詳しく載っているので、見てみてください。
BPDは養育段階での虐待体験が強く影響しています。
同じく、「複雑性心的外傷後ストレス症(複雑性PTSD)」も虐待と関係する疾患です。
また、疾患名ではないですが、アダルトチルドレン(AC)は「アルコール依存症の親を持ち、成人した子供」であり、子育ての面で虐待する親に育てられる場合もあります。
BPD、複雑性PTSD、ACの3つは、いずれも持続的な虐待体験(外傷的育ち)を背景として、見捨てられ恐怖症、感情調節障害、自己承認の病理を共通として持っているそうです。
3つの症状の人は、摂食症、アルコール依存症も多く合併します。
外傷的育ちを背景にした対人関係の障害、空虚感が子ども世代へ引き継がれるという負の連鎖が起きやすくなっています。
ともかく、かなり濃い本で、名著なので、ぜひ一読を強くお勧めします。
それにしても、BZDがここまで危険な薬だ!や、精神病を薬に頼らず、自力で治すという発想がそもそもないですし、精神科も詳しく教えてくれないので、「この世は運(出会い)と自己責任だ」と強く感じました。
みなさんも、知識武装して、自分を守りましょう。
最後に、僕が最近、治療法として考え始めた独自の手法を書きます。
(かなりの外れ値で、皆さんに当てはまらないでしょう)
右脳・左脳論は科学的に否定されていますが、「なんとなく存在する」と仮定してみます。
右脳異常発達症の僕は、発想・企画・ノンバーバル・音楽などが得意です。
そして、右脳異常発達なので、左脳を使うと癒やされる、もしくは治療になり、それは社会科学や自然科学の分野を学んでいるときです。
逆に、左脳酷使型の人はプログラミングや理系などをやって、鬱になりがちです。
おそらく右脳が足りていないか、「頭脳の限界を超えたのだろう」と推測します。
左脳人間はもっと右脳を刺激する活動、例えば音楽を聴くなどしたほうがいいかもしれません。
僕は右脳異常発達症で、右脳が働きすぎており、音楽も8時間以上聴いていますし、アイデアがかなり湧き出て来る状態です。
それを抑えるために、「左脳活動をするとバランスがとれる」と気付きました。
つまり、プログラミングを治療のために勉強する可能性が高いです。
ちなみに、プログラミングの一流人になるには3万時間必要という記事もあります。
https://gigazine.net/news/20210404-5-programmers-30000-hours
一流プログラマーになるためには「1万時間の法則」ならぬ「3万時間の法則」が適用される
あとは、人文科学系の人よりも、社会科学や自然科学派の人のほうが鬱は別として、「メンヘラになりにくいのか?」は気になるところです。
まとまりのないエッセイみたいな記事になりましたが、皆さんの役に立つ点があれば幸いです。
無料記事ではない、レベルが上がった有料記事を揃えた「読者様専用サイト」は以下から飛べますので、ぜひ見てもらえたら幸いです。
ではこの辺で。(4733文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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